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 今日のお題は「贈る」ですね。 今日も回メロ劇場、オープンっす。 もちろん、ドラマはフィクションでありますぞ。 どうぞ、よろしくお願いいたしやす。 【バックナンバー】 その1 http://oitablog.jp/keima/archives/497/ その2 http://oitablog.jp/keima/archives/505/ その3 http://oitablog.jp/keima/archives/506/ その4 http://oitablog.jp/keima/archives/509/ その5 http://oitablog.jp/keima/archives/510/
------------------------------------------------- 「一寸法師の恋」その4 ------------------------------------------------ 回文により、体の大きくなる一寸法師は、すでに33メートルに達し、千寸法師となっていた。 その巨大さは、一夜にして彼を人気者にした。 シンデレラ・ガリバーの誕生である。 日本観光の目玉になると、政府は、予期せぬ事態に歓喜した。 そして、千寸ガリバー、政府は彼にそんな名を贈った。 ところが、翌朝、すぐに困ったことが起きたのだ。 それは尿である。 考えてほしい。常人の20倍の身長なのである。 これは、その体積が20の3乗、つまり8000倍であることを意味する。 つまり、あなたの8000倍のおしっこが、頭上からジョゴジョゴと放出されたのだ。 こんな贈り物をされたのでは、たまったものではない。 日本政府は、頭を抱えた。そして、おびえた。 臨時閣議の席上、厚生労働大臣は、声を震わせて発言した。 「今は、まだ、ましなのです。いずれ、彼は大(だい)をもよおすはずです。」 総理もふるえた。 「だ・・・大だって!」 大臣「はい、われわれ、厚生労働省は24時間以内に便意をもよおす確率を60%と計算しました。」 総理「そんなことになったら参院選は惨敗だ。消費税を上げるかわりに便意確率を下げられないのか。」 大臣「残念ながら・・。そして、さらに、恐ろしい予測が出ています。」 総理「なんだ、それは・・。」 大臣「彼は、腹をくだしそうなのです。」 総理「なんだと、それじゃ、ガリバーならぬゲリバーじゃないか。」 総理の冗談に、誰も反応しなかった。 政府は、千寸法師の元に仕分け人を派遣した。 仕分け人は、眉間にしわを寄せて、語った。 「とにかく、これ以上、大きくなってもらっては困ります。 成長率を日本経済なみにおさえること。 それから、大は200海里以上離れた太平洋上ですますこと・・。 いいですか?」 千寸は、肩を落として、答えた。 *ここでエコーをお願いします。 「すまします・・。」 こんな簡単な日常語にも、おそるべき回文が隠れていたのだ。 仕分け人「うわあ・・。」 その瞬間、彼の身長は、ついに150メートルに達してしまった。 さあ、どうなる、一寸法師。 つづく。 その5 http://oitablog.jp/keima/archives/510/
----------------------- ■ではまた。 ■放送は・・・毎週日曜日 AM10:00 ノースFM「ラ・フィエスタ」 サイマルラジオなら世界中で聴けます。 サイマルラジオ http://www.simulradio.jp/#oita 作品はノースFM までメールでOK info@789.fm
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